カメラ・背景の設定をしよう のバックアップ(No.4)


はじめに

ひつじを動かしてみる その2の続きです。
前回はひつじの動きを完成させましたが、
今回はカメラ・背景の設定を行ってゲーム画面での見え方を改良していきましょう。

 

カメラ・背景の設定

 

今回調整するのは、

・ゲーム画面の解像度・アスペクト比を調整する
・背景を作る
・カメラのサイズを調整する
・カメラ・背景をひつじに追従するように設定する

  です。
1つずつ実装していきましょう。

 

ゲーム画面の解像度・アスペクト比を調整する

 

ゲーム画面の解像度・アスペクト比を調整していきます。
まず解像度・アスペクト比というのは、それぞれ縦横のピクセル数とその比のことで、
ゲーム画面の大きさ・縦横比を表すものになります。
Unityではこれらの設定が初期では「FreeAspect」という、
各デバイスの画面やWindowの大きさにあった形で自動調整されるような設定になっています。

 

今回のゲームでは画面の大きさの比を16:9にしたいと思います。
つまりアスペクト比16:9に設定するわけですね。

 

画像

 

手順は、ゲームウィンドウ >「FreeAspect」>「16:9Aspect」をクリック、でできます。
ゲームウィンドウの画像比が変わったのではないでしょうか。

 

背景を作る

 

今のままだと背景がブルーバックで味気ないので背景画像を作ります。

 
background.jpg
 

この画像を保存して、これまでと同様プロジェクト > アセットにドラッグ&ドロップします。
他のオブジェクトと画像のピクセルを揃えるため、インスペクターから「PixelsPerUnit」の数値を100から32に変更してください。
画像の設定はこれだけですので、次はこの画像をゲームオブジェクトにしましょう。
カメラと背景画像と一種に動いて欲しいので、背景画像をカメラの子要素としてゲームオブジェクトにします。
以前少し説明しましたが、子要素のゲームオブジェクトは、親要素のオブジェクトの位置変更に追従して移動します。
アセットにある画像イメージをヒエラルキーの「MainCamera」の上にドラッグ&ドロップしましょう。
これで背景画像はカメラの子要素としてゲームオブジェクト化されました。

 

カメラのサイズを調整する

 

しかしこのままでは、背景画像とカメラの大きさが揃わず、
背景画像がはみ出す、あるいはブルーバックが見えてしまっているかと思います。
背景画像は既に他のオブジェクトと大きさが揃えられているため大きさを変えられません。
ということで、カメラの大きさを背景画像に揃えたいと思います。
カメラの大きさは、インスペクター >「Camera」コンポーネント > 「Size」から変更できます。